ザ・キュアー16年ぶりの新作アルバムと、上白石萌歌さん。

今日の1枚は昨年の12月に発売されたザ・キュアーの16年ぶりの新作アルバム「Songs Of A Lost World」。 全然ポップでもキャッチーでもない重厚で荘厳なサウンド、 ロバート・スミスのいくつになっても変わらない泣きそうな声。 期待を裏切らない完全なるキュアーの世界で、落ち着く。 ライヴ活動で…
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映画「名もなき者(A COMPLETE UNKNOWN)」の日本公開が待ち遠しい!

今日は映画「名もなき者(A COMPLETE UNKNOWN)」のサントラを聴いてます。 もう2月28日の日本公開日が待ち遠しくて仕方ない。 ティモシー・シャラメ凄いな。 似せたのはルックスだけかと思っていたら、歌声、歌い方まで完璧にコピーしてきた。 もう完コピ。 最初、ディランの本人歌唱かと間違え…
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U2「魂の叫び(Rattle And Hum)」

今日の1枚はU2「魂の叫び(Rattle And Hum)」。 久しぶりに聴いた。 1987年「ヨシュア・トゥリー」のメガヒットで、絶頂期だったU2が翌年に放ったアルバム。 当時高校生で、リアルタイムでU2を聴いてましたが、なんか突然ポンと出て戸惑った気がする。 彼らのドキュメンタリー映画のサントラ的な形…
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ウィーザーのライヴに行って来たのでセットリストをシェアします。(2025年1月8日 @愛知芸術劇場大ホール)

先日、ロッキンオン・ソニックで来日したウィーザーの単独ライヴに行ってきました。 愛知県芸術劇場大ホールでロックのライヴを観るのはジェフ・ベック以来だ。 正直、ウィーザーはスタンディングで観たいと思ったので申し込むのが遅れたけど、 音響のいい会場なので、座ってじっくり観るのも、まあいいか、と思い直して申し込み。 結…
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追悼:サム・ムーア

ソウルのレジェンド、サム・ムーアの訃報が入ってきました。89歳。 誰もがソウルと聞いて連想する曲のスタンダードが、サム&デイヴの「ホールド・オン、アイム・カミング」や「ソウル・マン」のような曲だろう。 ホール&オーツがカヴァーした「僕のベイビーに何か?」も印象深い。 映画…
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Chihiro Yamanaka Trio『Living Without Friday』女性演奏家のCDジャケット…

今日の1枚は、澤野工房から出た山中千尋トリオのデビューアルバム『Living Without Friday』だ。 フレッシュで初々しい演奏、オリジナルもカヴァーも曲が良く、彼女のアルバムで一番好きな作品です。 オリジナルではタイトル曲、カヴァーでは中島みゆきの「砂の船」が特に好き。 チック・コリアの「リ…
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2024年の最後はR.E.M.「アウト・オブ・タイム」「オートマチック・フォー・ザ・ピープル」「モンスター」

2024年大晦日、今年の最後はR.E.M.祭りで締め。 普段積極的に聴くアーティストではないのですが、 今日はなんとなくマイケル・スタイプの内省的なヴォーカルが聴きたい、そんな気分。 個人的には、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド~テレヴィジョンの延長線上にあるバンドで、 ニルヴァーナらグランジ勢が台頭す…
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スティーヴ・ウィンウッド「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」

今夜の1枚はスティーヴ・ウィンウッドの「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」。 このアルバムとシングル「ハイヤー・ラヴ」が大ヒットした1986年は中学3年生でしたが、 MTVやラジオで聴いてもどこが良いのかさっぱりわからなかった。 大人になってからじわじわと良さがわかるアーティスト、それがスティーヴ・ウィンウッド。…
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エリック・ドルフィー「ラスト・デイト」

年の瀬の今日の1枚は、エリック・ドルフィーの「ラスト・デイト」。 晩年ヨーロッパに渡って現地のミュージシャンとセッションを繰り広げたドルフィーの、死の直前の録音です。 すでに病に体を蝕まれていたはずですが、そんな影響は感じさせず、 ジャケットのようにアルト・サックス、バス・クラリネット、フルートを駆使して縦横無…
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キース・リチャーズ81歳の誕生日おめでとう「コネクション」

遅ればせながら12月18日は、みんな大好きなキース・リチャーズの81歳の誕生日でした。 そんなキースの誕生日をお祝いして、私のアイドルでもあるバングルスのスザンナ・ホフスと、 私の心の師匠でもあるエルヴィス・コステロが、 ローリング・ストーンズの「コネクション」をデュエットでカヴァーした音源がY…
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ジョー・ストラマー「アースクエイク・ウェザー」

今日の1枚は、元クラッシュのジョー・ストラマーの、 1989年に突如発表された初ソロ・アルバム「アースクエイク・ウェザー」。 当時、すでにクラッシュの大ファンだった私は狂喜乱舞で聴きまくりました。 ただし、このアルバムはまったく売れませんでした。 クラッシュ解散後のジョーは「過去の人」のような扱いで10年…
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山中千尋さんのクリスマスコンサートに行ってきました。

久しぶりに山中千尋さんのコンサートに行ってきました。 彼女のライヴを観るのは4回目ですが、前はいつだったかなと昔のブログを遡ってみたら、なんと2012年! 12年前か。時の流れ、怖っ! 自分にとっても激動の12年でした。 毎年異なるテーマで新譜をコンスタントに出している彼女ですが、 10月に…
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クリフォード・ブラウン関連作3枚。

クリフォード・ブラウン関連作を3枚。 まずはマックス・ローチとの双頭リーダー作「スタディ・イン・ブラウン」。 ブラウニーのトランペットの輝かしい音色と完璧なテクニックは、 相棒でありよきパイセンでもあるローチのドラムと重なった時に最高の相性を見せる。 当時ジャズ界に蔓延していたドラッグにも、酒にも…
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マイルス・デイヴィス・クインテット「スティーミン」

今日の寝入りの1枚は、マイルス・デイヴィス・クインテットの「スティーミン」。 煙草がカッコいいジャケットは世に色々あるけど、その中でも上位に入る1枚。 プレスティッジとの契約をとっとと消化するために、アルバム4枚分をイッキにレコーディングしてしまったという、 俗にいう「マラソン・セッション」。 その録音が…
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バド・パウエルの有名盤2枚。

今日の寝入りの2枚。 モダン・ジャズ・ピアノの開祖、バド・パウエルの有名盤2枚です。 まずは「ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.2」。 脂の乗り切った円熟期のバドの演奏を収めた、Vol.1と並んで最高傑作にも数えられる作品。 「ニューヨークの秋」の幻想的なアレンジは鳥肌ものです。 も…
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ビリー・ジョエル後期3作品「ザ・ブリッジ」「ストーム・フロント」「リヴァー・オブ・ドリームス」

ビリー・ジョエル後期3作品を、そろそろ再評価する時期が来ている気がする。 ビリーといえば、代表作は「ピアノ・マン」「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」、 もしくはせいぜい「グラス・ハウス」や「イノセント・マン」といったところで、 70年代から80年代前半の作品に人気が集中していることは周知の事実だろう。 …
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エイミー・ワインハウス「バック・トゥ・ブラック」

アデルを聴いていたので、彼女の指針となったエイミー・ワインハウスも聴きたくなり、ひっぱり出してきました。 ちょうど今、エイミーの伝記映画「バック・トゥ・ブラック」が公開中ですね。 上映館が少なく、時間が合わないのでまだ観れていません。 残念ながら、このアルバム1枚残して、ジミヘンやカート・コバーンのいる…
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アデル「19」

今日のお酒のお供は、アデルのファースト「19」。 自分の年齢をアルバムタイトルにしていくシリーズ、最初は奥田民生か! とツッコミを入れた人も多いと思う。 ちなみに最新アルバムのタイトルは2021年の「30」。 年齢を全然隠してないのが潔い。 実は「21」までは聴いていたけど最近のはチェックしてない💦…
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ケイティ・ペリー「ティーンエイジ・ドリーム」

意外に思われるかも知れませんが、このケイティ・ペリーの「ティーンエイジ・ドリーム」というアルバムが大好きです。 別にケイティのファンというわけではないんですが、このアルバムが好き。 何というか、ジャケも含めてアッパーな多幸感が脳内麻薬を絞り出すというか(笑)。 聴いててひたすらアホになってアガります。 「…
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追悼 中山美穂さん

中山美穂さんは1970年3月生まれで、私は1971年5月生まれなので、 まさに絶頂期がリアルタイム世代だった。 昔からドラマはほとんど見ないので、中学の時「毎度おさわがせします」が流行ってて、 見てないせいでクラスの男子の話題についていけなかったな。 「ビーバップ」も見てない。 デビューの頃のヤンキ…
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アイリッシュウイスキーとゼム時代のヴァン・モリソン

最近とても気に入ってる、アイリッシュウイスキーのブッシュミルズ・ブラックブッシュ。 2000円ちょっとでこの味わいは相当コスパ高い気がする(個人の感想です)。 ストレートでもスイスイいけます。 BGMはもちろんアイルランドのアーティストが聴きたくなる。 ベストマッチはヴァン・モリソン。 それこそ上質…
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ジェームス・ブラウン関連2枚。「スローターズ・ビッグ・リップ・オフ」&「ハッスル・ウィズ・スピード」

ジェームス・ブラウン関連のアルバムを2枚ご紹介します。 まずは「スローターズ・ビッグ・リップ・オフ」。 1970年代前半に、多数作られたブラック・ムービーのサウンドトラック。 カーティス・メイフィールドの「スーパー・フライ」や アイザック・ヘイズの「シャフト」、 マーヴィン・ゲイの「トラブル・マン」…
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10cc「How Dare You!」(びっくり電話)

今日の1枚は大好きな10ccの「How Dare You!」、 というより邦題の「びっくり電話」の方がしっくりくる。 好きな邦題の1つです。アナログレコード。 実は10ccの中で一番好きなアルバム。 人生で、たとえ若気の至りであっても「この曲のためなら死んでもいい!」 と思えるほど好きになった曲がい…
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クラフトワーク「コンピューター・ワールド」

今日の1枚は、今年のフジロックの来日以来、 個人的に評価が爆上がりのクラフトワーク「コンピューター・ワールド」です。(←フジロック行ってない) 以前はクラフトワーク、聴くことは聴くけどもそこまで大好きというほどではない、 という位置づけだったんですが、今は琴線にビンビン響く。 思うに、年齢を重ねて…
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クリフォード・ブラウン、マックス・ローチ「アット・ベイズン・ストリート」

慌てて秋ジャズ、3枚目は 25歳の若さで亡くなった天才トランぺッター、クリフォード・ブラウンと、 ドラムの哲人マックス・ローチが組んだ 黄金クインテットのラスト作「アット・ベイズン・ストリート」。 聴き所は、もちろんクリフォードのトランペットの他に、 テナーでソニー・ロリンズが新加入。 天才2…
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秋が去る前に、その2。キース・ジャレット「生と死の幻想」

急に寒くなったので慌てて秋ジャズ。 2枚目は、みんな大好きキース・ジャレット。 「生と死の幻想」という大袈裟な邦題、 オリジナルのタイトルは「DEATH AND THE FLOWER」。 アナログ・レコードです。 キースのアメリカン・カルテットの作品はチャーリー・ヘイデン&ポール・モチアンのリズム隊…
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秋が去る前に。リー・コニッツ「リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ」

急に寒い。 秋をすっとばして急に冬になるのはやめて欲しい。 秋の夜長のジャズを楽しむ時間が短くなってしまう。 というわけで、慌てて秋ジャズ。 最近ハマっているリー・コニッツ。 クール・ジャズ界の吉田松陰?レニー・トリスターノ門下生。 兄弟弟子・ウォーン・マーシュと共演した名盤。 行きつけ…
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映画「ロボット・ドリームズ」観てきました。

映画「ロボット・ドリームズ」観てきました。 お洒落な映画だったなあ。 音楽の使い方がメチャクチャいい! 終わり方も好きでした。 2度ほど涙腺が壊れた。(←壊れやすい) 11月8日(金)公開『ロボット・ドリームズ』|本予告 1日経ったのに今だに余韻が凄く、頭から離れない。 …
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リンキン・パーク「フロム・ゼロ」

リンキン・パークの新アルバムをずっと聴いている。 カッコいいよ。 新ヴォーカルのエミリーの魅力が炸裂している。 サウンドも初期の2枚を彷彿とさせるハードなエッジがクセになる。 昔からのチェスター・ファンにとっては複雑かも知れないけど、 個人的にはエミリーの人選は大正解だと思う。 何よりも、アル…
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R&Bとカントリーの関係性。「リズム・カントリー&ブルース」、ビヨンセ「カウボーイ・カーター」。

トランプ大統領の再選が決まり、アメリカ国内の白人と非白人、 エリートと非エリート間の分断が深まることを憂慮します。 すでに日本を含む世界で確実に進みつつある、多様性に対する不寛容。 そんな暗い気持ちになった時、このCDを聴いて希望を取り戻す。 R&B系の黒人アーティストとカントリー系の白人アーティストによ…
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