鈴木慶一の歌声を聴きながら、財布の中身を想う

今夜のBGM・・・ 鈴木慶一とムーンライダース / 火の玉ボーイ
あたらしいアルバムを作ってみました。タイトルは「わたしの参考文献 資料がないと語れない!」(長い)。トップページにリンクが貼ってありますので、よろしければぜひご覧下さい。
思うにわたしが音楽を本格的に聴き始めるキッカケは、5歳年上の従兄弟の影響が大きかったと思います。彼の家でいろんなレコードを聴かされて、自分でも興味をもつようになる・・・まあ、よくある話です。
それからは、同じクラスの、洋楽を聴く数少ない友人とテープを交換しあったり、夜遅くまでがんばって起きていてMTVから情報を仕入れたり、FMラジオをエアチェックして、気に入ったらレンタルレコード借りてダビングして・・・そんなことを繰り返しながら知識を深め、自分なりの音楽の聴き方、感じ方というのを少しづつ形成してきたんだと思います。
そんななかで、一体次に何を聴くべきなのか路頭に迷ってしまったり、逆に混沌とした情報を処理しきれずに思考停止に陥ってしまったときなど、指針を示してくれたのが、音楽雑誌や、いわゆる「名盤ガイド」といった類の書物。俗に言う「音楽ジャーナリズム」というやつです。
それらは、ラジオやMTVでそうそう流れないようなマニアックな音楽や、リアルタイムで知ることのなかった過去の素晴らしい音楽、まだ見ぬ世界の知られざる音楽など、多くの新しい音楽との出会いを仲介してくれました。それだけでなく、そのうちお気に入りのライターとかもできてくると、その文章自体を読み物として楽しむ、ということも多くなってきました。
いま聴いている「火の玉ボーイ」なんかも、リアルタイムで聴いていたわけではなく、ラジオやMTVで流れていたわけでもない。いわゆる「名盤ガイド」のような本を読んでいなければ、当然知る由も無かった音楽であります。こんないい音楽との出会いを手伝ってくれた「音楽ジャーナリズム」に感謝。
今日は「スカンピン」の歌詞がやけに身に沁みる夜です。働いても、働いても、財布の中身はスカンピン。それはこんなにCD買ってるからなのか?「名盤ガイド」、諸刃の剣かも。
この記事へのコメント
そして、この企画にかこつけて、カナさんの傾向を知りたい私はそれに便乗して、、。
という事で、このTBの内容で簡単に記事を作って頂けないでしょうか?
TBを次に5件回すというのはそんなに拘らなくても良いと思います。
でも、ぷくちゃんさんには回して欲しいですね、、。(笑)
どうか、厚かましいお願いですがよろしくお願いします。
わたしは邦画ほとんど見ないので、鈴木慶一の演技は知りません。でもCMとかたまに出てますよね。ヴォーカルは決して上手いわけじゃないんですが、旨いですよね。
書いてみました。わたしも暇ですねえ。でもなかなか面白かったです。生涯の5曲なんか真剣に悩んで、頭ン中でで2人のわたしがバトルしてました。
わたしもそんなに詳しいわけではないんです。
他にはベストと、「マニア・マニエラ」を持っているだけなので。かしぶち哲郎は、まさに詩人といった感じですね。鈴木博文の歌詞もけっこう好きです。
いや~カナさん、火の玉ボーイ、既に書いてたのですネ、せっかくだからトラバさせてください、よろしく。
こんばんは。わたしの方の記事は書いたと言うほどのものではなく、お茶を濁しただけですが・・・(汗)、なにはともあれ、TBありがとうございました。こちらからもTBしておきます!