ケイト・ブッシュは顔に似合わずやることエグい

今夜のBGM・・・ Kate Bush / The Dreaming
うーん、いいジャケだ。
このジャケを部屋に飾りたいがためだけに、アナログ盤を購入してたりして。
そしてこのジャケを自分のブログに載せたいがためだけに、紹介してたりして。
いやいや、もちろん聴いても凄いんです!ケイトの曲では「バブーシュカ」あたりが一番好きですが、アルバムではなんといっても「魔物語」か、この「ドリーミング」でしょう。
この「ドリーミング」、ケイトの全アルバム中最もテンションの高い、アグレッシブなアルバム。(なんつって全アルバム持ってるわけじゃないんですけど(笑)。ここ、受け売りです。)
なんと72トラック録音!で幾重にも重なるケイトのヴォーカルや男性コーラス、そしてパーカッシブなリズムが雨あられのように降りそそぐ。おいおい、ちょっとやり過ぎだよ、と思える瞬間もあるぐらいだが、この過激さが、うーんたまらん。もっとやって、とM的快感に走ってしまうのであります。しかし彼女のプレイは顔に似合わずハードコア(笑)、つけいるスキがないので、安易な気分で聴いて何度も跳ね返されました。十分に体調を整えてから聴くべし。
A面に比べるとB面はややリラックスできる場面も。「ドリーミング」が終わって「夜舞うつばめ」のイントロのケルト風のメロディがふわーっと流れてくると、思わず「ホッ」。
それにしても、このアルバムでのケイトのヴォーカル、お婆さん声から赤ちゃん声まで、その表現力の凄いこと。声を使い分ける人っていうのは結構いると思いますが、一つの連続音のなかで声色が自由自在に変わる人って、ケイトぐらいじゃないでしょうか。
一瞬の息抜きはすぐ終わり、ラストまでハードな世界が続いていく。なんつってもラスト曲が、「狂気の館」っすからね。このアルバムの制作後、彼女はちょっと精神的にダメージを負ってしまって、入院したそうです。そりゃそうでしょう、と納得するぐらいのボーダーギリギリ、ほとんど「サイケデリック・アンダーグラウンド」な世界。
ちなみに、ウチで昔飼っていた猫は、ケイトという名前でした。もちろんケイト・ブッシュからとったんですが、あまり音楽に詳しくないうちの嫁さんには、「毛糸みたいにコロコロしてて可愛いから、ケイトでいーんじゃない?」とかいーかげんなこと言ってました。
多分、今でもそう思っていることでしょう。
この記事へのコメント
わぁ、ポールのLP写真復活しましたね!ファンとしてはやはり嬉しいです(笑顔)。
ケイト・ブッシュは「クラウドバスティング」が収録されていたアルバム『愛のかたち』(だったかな?)を、友達から譲ってもらいましたが、今は行方不明になっています。
72トラックですか!聞いただけで凄いですね!う~ん、どんな感じなんだろう?幸い知り合いにケイト・ブッシュのファンの方がいるので、記事内に書かれているように、体調が良い時に借りて聴いてみたいと思います。
ジブラルタルには地球唯一のマスドライバーレールがあったんですが、それが戦闘中壊されたんでモビルスーツで支えたのですが、その為敵への攻撃が出来なくなったのでえげつない殺され方をされました。
彼女の所属しているシュラク隊は隊長意外全員女性なんですが全員死亡。「シュラク隊のメンバーは死に方で覚える」なんていわれるくらいです。
ケイトにいたってはそれまで背景だったのが突然台詞がつき、次の回で死亡というひどい扱いでした。
デビュー作ジャケの写真ってたしかケイトの顔がドーンと載ってましたよね?
先日Amazonでみてみたらなんか変わっちゃってて・・・オリジナルのほうが好きだったのにな~って思いました(^^)
デビューアルバム"THE KICK INSIDE"からレコード買ってました。デイヴ・ギルモアの秘蔵っ子と言うきっかけもあって良く聴きました。あの独特の声が耳から離れない時がありました。最近すっかり音沙汰が無いんですけどどうしてるのでしょう?
ポールのアナログ、中古レコード屋で1枚500円程度で取引されてます。悲しいことに。(名古屋地区実勢価格です)わたしは学生時代に、やはり中古レコ屋のセールで一気に揃えてしまいました。今よりは高かったんですけど、CDで揃えるよりは安くついたので。ビートルズ関連だけは、なぜかCDよりもアナログで揃えているものが多く、おかげで外で聴けないんですけどね。
トップの写真、一部の皆様の熱いご要望に答え(笑)、復活させました。
前の写真はやはり削除してしまっていたので、同じようにLP並べて、同じようなアングルで撮りなおしました。(わたしもヒマですね。)
ですので、若干、アングルや、置いてあるアルバムの内容が変わっています。本当はもっと大きいサイズで載せたいと思って奮闘したんですが、出来ませんでした(笑)。
Vガンダム・・・まったくわかりません。
個人的アニメ体験を話させていただくと、わたしはアニメオタクの走りみたいなもんで、小学校低学年でヤマト、高学年でガンダムの洗礼を受け、その頃は毎月アニメ雑誌を買ってて、ヤマトは「さらば」以降、ファーストガンダムは劇場三部作すべて映画館で見てます。その時代の松本零士とサンライズ系はほとんど観てますね。特に好きだったのは「イデオン」「ザブングル」「ダンバイン」とか。
中学入ってから音楽に走ったのでアニメはあまり観なくなりました。ガンダムでついていけるのはかろうじて「Z」まで。
でも社会人になってからですが「エヴァ」にははまりましたね。
ホントだ、「天使と小悪魔」、ジャケ変わってますね。これはいただけないなあ。あのジャケ写は可愛かったですよね。本人の意向ならともかく、レコード会社が勝手にジャケ変えるのはやめて欲しいですね。
最後に出た「レッド・シューズ」から12年、待てど暮らせど新作出ないですね。
一昨年ぐらいに、一時期「出る」という噂が流れたんですけど。このまま伝説の人になってしまうのでしょうか?
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顔に似合わずやること
いや、私には顔から受ける印象どおりです(笑)
若鷹タカ子
そう言われるとそんな顔のような気がしてきました。