浦沢直樹「20世紀少年」とT・レックス「20thセンチュリー・ボーイ」

今夜のBGM・・・ T・REX / THE SLIDER
先週に人事異動があり、今までより売上が1.5倍ぐらいある店に転勤になったので、さすがに今週は慣れずに疲れました。それでもブログは4日ほど更新できたのでよしとしよう。でも来週は転勤そうそうに監査もあるのでもっと厳しそう・・・
そんな中、今週入荷してきた新刊で眼に留まったのが、浦沢直樹の「20世紀少年」の19巻の初回限定特装版
個人的に、浦沢直樹の漫画は、最初面白いと思って読み始めても、途中で挫折してしまうというパターンが多く、この「20世紀少年」も実は3巻ぐらいで止まっているので(笑)あまり語ることはできないんですが、なんか盛り上がってるみたいですね。そういえば「モンスター」も3巻ぐらいまで買って挫折していたような・・・
思うに、浦沢直樹って、話の導入部が異常に面白いので、最初思わず買ってしまうのですが、これからまた何十巻も続いていくと思うと、毎号出るたびに単行本を買う気がだんだん薄くなっていくんでしょうね。かといって毎週連載をチェックするわけでもなし。
「マスターキートン」にしても「YAWARA!」にしても、わたしは今ひとつのめり込めなかったのですが、この「20世紀少年」にしても、冒頭がいきなり話のラストシーンから始まるのですが、エンターテイメントとして余りにも計算され過ぎていて、どっちに転ぶかわからないようなスリリングさがないような気がするのはわたしだけ?それは彼の安定した画力についても同じことを感じてしまいます。同じ地球規模のスケールが大きな話でも、岩明均の「寄生獣」や望月峰太郎の「ドラゴンヘッド」は全巻買ってたんですけどね。でも、マンガ喫茶で一気読みしたらきっと面白いんだろうなあ。
忘れてました。T・レックスの話です。特に思い入れが強いアーティスト、というわけではないんですが、CD棚を探ってみると、なぜか「電気の武者」、「ザ・スライダー」といった有名どころはもとより、「タンクス」、「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」、「銀河系よりの使者」といったマイナーなものまで持ってました。何故だろう?買った時の記憶がありませんが、多分中古で投売りされてたんでしょう。結局一番よく聴くのがベスト盤です。(リンゴ・スターが撮ったジャケ写がカッコイイので、画像は「ザ・スライダー」を使わせてもらってますが、このアルバムに「20thセンチュリー・ボーイ」は入っていません。)
「ゲット・イット・オン」はわたしの世代ではパワー・ステイションで聴いたのが先。「メタル・グルー」、「テレグラム・サム」といった曲はやはりつい一緒に歌ってしまう名曲。個人的に好きな曲は、アコギのイントロとボランの「イェー!」の掛け声がカッコイイ「レーザー・ラヴ」と、ヴィスコンティの弦のアレンジがギラギラしてる「ニュー・ヨーク・シティ」。
ちなみにわたしの好きなみうらじゅんがやってたバンド「大島渚」の「テレグラム・ゲロ」は名曲でした。
この記事へのコメント
読もうと思っているのですが、ついつい買いそびれて今に至ってます。
T-REXは、過去にFMラジオから流れてきたのを聴いて、聴きだしたのがきっかけです。
アルバムは、買わなかったのですが、どうしても映像が観たくて、レーザーディスクを買いました。
一目見て感激!何度も観ましたよ。
個人的には「メタル・グルー」が好きです。
本好き・音楽好きとしては、カナさんの職場は
羨ましいですね。
「20世紀少年」単行本は読んでいませんが、
たまに立ち読みしてます。ですから、通しては
読んでないのですが、おおざっぱに点と点が
つながりますね。構成力という事でしょうか。
「モンスター」の、十数巻目あたりで、
全ての漫画を処分しました。本屋さんに謝罪。漫画は部屋の場所を取りすぎるので、
というのが理由の一つです。
狭い部屋という事もあるのですが、
妻と私の本・雑誌で溢れており、
漫画はちいと難しいです。
ただ、「カムイ外伝」「カムイ伝」は
買い直そうか保留にしてます。
T-REXもCDあれば聴き直すと思いますが、
これも保留ですね。ただ、どちらかと言えば、
ティラノザウルス・レックスの方が
購入可能性がありますね。
TB有り難うございました。
自分も「レーザー・ラヴ」と「ニューヨーク・シティ」好きです。しかし・・知り合いにそう告げると「わかってねぇな~」とばかりに馬鹿にされます。だから何か嬉しいです(笑)。
早くも暑い日が続いていますので(こっちだけ?)、体調を崩さないように気をつけて下さいね。
そうなんですよね。読もう読もうと思っているうちについ買いそびれ、というのが今までどれだけあったことか。レーザーディスク!懐かしいですね。(持ってませんでしたが。)動くマーク・ボランはほとんど観たこと無いので、ぜひ観てみたいです。DVDで出ているんでしょうか?
>なかさんへ
お気遣いありがとうございます。わたしも、マンガや本に関しては、よほど気に入ったものか、資料的価値がない限りは、処分することにしています。商売敵なんですが。個人的にはブック○フさんの会員カードが手放せません。
「カムイ伝」とは渋いですね。マンガ喫茶でイッキ読みした覚えがあります。我が家の永久保存版は横山光輝「三国志」です。
お気遣いありがとうございます。
「レーザー・ラヴ」も「ニューヨーク・シティ」も全盛期をちょっと過ぎた、比較的後期の曲だから、軽く見られるのでしょうか?でも、「レーザー・ラヴ」にはパワー・ポップ的な勢いがあるし、「ニューヨーク・シティ」はこれぞグラム・ロック!という感じですよね。名曲だと思います。
>ぷくさんへ
毎日、本に囲まれていても、本を読む時間はぜんぜんないわたしです(笑)。「のだめカンタービレ」、いま一番面白いマンガですね!わたしも(嫁も)大好きです。二ノ宮知子、上手いですねー。かなり昔から好きだったんですが、「のだめ」で才能が弾けました。余談ですが、おおひなたごうというギャグ漫画家がいまして、彼のホームページに「二ノ宮さんは最近元気なんですかねえ」といったメールを出したら、おおひなたごう本人から「二ノ宮なら最近新連載始めたよ」という返事が来て、それで知ったのが「のだめ」だったんです。
僕は『20世紀少年』は、スピリッツのほうで読んでるんですが、特典付ですか。『プルートゥ』も特典付のが出てましたね。マンガ業界では、特典付がトレンドなんですか?
『プルートゥ』は買ってるんですが、特典のない普通の方を買いました。
でもCD付なら、興味ありますねぇ。
逆にマンガ付のCDも、あって欲しいですね。
そうなんです。マンガ業界は今特典付大ブームです。「プルートゥ」の2巻の特典付は、たしかマーブルチョコの復刻版だったような気がします。(チョコは入ってなくて、シールだけ。)やたらとでっかくて場所をとるので、陳列するのに困りました(笑)。
手塚と浦沢は、圧倒的な構成力という点で共通点があると思います。「プルートゥ」、まだ2巻までしか出てないし、もう1度チャレンジしてみようか迷います。面白くて引き込まれることはわかっているんですが、自分の持続力の無さが怖い。
手塚を題材にしたマンガといえば、5~6年前に「コミック・キュー」で手塚治虫リミックス特集をやったのを思い出し、本棚から引っ張り出してきました。「史上最大のロボット」、島本和彦がパロってました(笑)。うーん、いい味出してる。田中圭一、この頃から手塚絵に目覚めていたのか・・・
彼の声ってちょっとした脱力感があって、ふわふわしてるのが、独特ですよね(^^)
パワーステーション、大好きでした。あのアンディ・テイラーがあんなにギター弾けるとは。
ロバート・パーマーのヴォーカルも好きでした。そろの「恋におぼれて」とかも大好きでしたが、彼は亡くなってしまったんですよね。
こちらからもTBさせていただきました。
T-Rexは最近CMにもよく使われていますよね。
また、拝見しにきます。
ようこそ!いらっしゃいませ。
フクライフさんはオザケンもお好きなんですね。
わたしにとっても、オザケンの一連の8センチシングルは青春そのものでした。(といっても社会人になってましたが。)
こちらからも、また遊びに行きます!
http://www.ongen.net/
どうも!ありがとうございます。
早速遊びに行きますね!