ディアンジェロはプリンスの正統後継者か?

今夜のBGM・・・ D’ANGELO / BROWN SUGAR
プリンスのニューアルバム「3121」
タワーレコードでじっくり試聴したんだけど、今ひとつ「ビビビ」(←古い)と来なくてね~。困りました。
プリちゃんの新作と言えば、今までは3食抜いてでも真っ先に入手していたというのに・・・。(ちと大げさかな?)オイラもついにヤキが回ったか・・・。
ちなみに、このアルバム、どの音楽誌見ても絶賛されてます。ピンと来なかったのは、聴き込みが足りないせいか、単にその時の精神状態が「プリンス・モード」ではなかったからかも知れない。いずれにせよ、殿下のオリジナル・アルバムは全部揃ってるので、穴開けるわけにはいかないし、いずれ買うと思いますけどね。(ネガティヴな理由だなあ)
最近よくディアンジェロの1st「ブラウン・シュガー」をよく聴いている。(試聴はコチラ!)
プリンスの一番かっこいい頃のスロー・ファンクを、さらにトロリとするまで煮詰めて、ネッチョリンと糸引くようなタイトル曲①「ブラウン・シュガー」。
ジャジーなのにポップかつ美しい⑧「ホエン・ウィ・ゲット・バイ」。只者ではない。
しかし、実は最初に聴いたのは2nd「ヴードゥー」
こいつにはブッ飛びました!タイトルからして危ないが、内容はもっと危険。このリズム、黒魔術の儀式の後に乱交する男女のBGMか?実際、裏ジャケには白目向いて今にもニワトリを引き裂こうとしている黒人女性の写真が。あぶねーよ。特に②「デヴィルズ・パイ」、こんなゾクゾクするほとオソロシカッコイイ曲を作れてしまうディアンジェロの才能は、異端だけどスケールがでっかく、プリンス後に出てきた数多の男性ブラックシンガーの中でも群を抜いている。
願わくば、プリンスの後継者になって欲しいと思っていたが、10年間でアルバムたった2枚という超寡作ぶり(笑)。そんな所にまで大物感漂わせてどーする!?
プリンスなみのペースで新作を発表して欲しい!というのはちょっと無理かな(笑)。やっぱプリンスの創作ペースというのはちょっと異常ですね。ワーカホリックなのか、真の天才だからなせる業なのか、狂ってるのか(笑)、そうやって考えると、やっぱ凄いわ、プリンス。
この記事へのコメント
ファンキーで、腹にズンズン響いてきて、探す手を止め、聴き入ってしまいました。(笑)
ディアンジェロ、確かにマイ・ペース過ぎ!
でも、Brown Sugarのトロトロ感がたまらなく好きで、
しっかり愛聴!
ディアンジェロ、周りに聞く人いなかったので、
嬉しいですね!
それでは!
さてブリちゃんじゃなくてプリちゃんの新作ですが、僕も買っていません。
行きつけのバーで『3121』を聴いたのですが、初期のエレクトロ・ファンクみたいな曲ありましたね。
セールになったら買おうかな、と思ってます。
ディアンジェロは1stの方が好きです。
2ndはディープ過ぎて、甘ちゃんの僕には難しすぎました。
ディアンジェロが好き、というような女性と付き合いたいです。
まぁ、僕は全くディアンジェロ的要素はありませんが。
リュウさん毎度です!
確かに、ヘッドホンでチマチマ聴いていては魅力の半分も伝わってこないかもしれませんね。昔の密室的なサウンドならともかく、最近の殿下は正統的にファンクしてますからねー。
やっぱり早目に入手して爆音で聴きます!
同じくわたしもディアンジェロ的な要素は一個もありませんが、心の中に悪魔を一匹飼っています(笑)。
日本人が無理やりディアンジェロのようなメッチャ悪そうな格好をして、やってる音楽がEXILEみたいなの、ってパターンはちょっと嫌です。