ワーグナー・ラヴで思い出す80年代ドイツ・ポップス(ネーナとか)。
今夜のBGM・・・ WAGNER LOVE / EVERYTHING ABOUT
ワーグナー・ラヴというバンドがかなり良い。ポップで美メロで、マルーン5に近い完全フロア対応の踊れるロックをやっている。
まあ80年代のニュー・ウェイヴ期にはこういうサウンドいっぱいあったような気もするのだけれど、ニュー・ロマンティックスのバンドとか。例えばデュラン・デュランとか。その辺を今聴くと音がペラいのがどうしても気になるのだが、今のバンドは音もキチンと分厚くなってるので安心して聴ける。
しかしこのエイティーズ・リバイバルというか踊れるロックの流れって、フランツ・フェルディナンドとかアークティック・モンキーズ以来ずっと途切れなく続いてるね。いまやロックでも踊れなきゃ客は入らないってか。ロックフェスの時代だからなー。デジタル・フロアー系やヒップホップ系と対バン張らなきゃいけないですからね。
リード・シングルの①「DOIN' IT」も王道サウンドでよいけど、個人的にはより軽快な「I KNOW」が気に入った。ルックスも悪くないし、もっと人気出ても良さそうですけどね。
プロモ・クリップも何となく80年代的。
1つ苦言を呈するなら、ジャケットが安い。もちょっと気の効いたのを作ってもらえなかったのか。こりゃ内容知らなきゃ買う気にならんよ。ま、配信でいいかとか思わせちゃダメです。パッケージ売るにはジャケが欲しくならなきゃ絶対ダメ。
ところでこのワーグナー・ラヴ、音だけ聴いててっきりイギリスのバンドかと思ってたら、ドイツのフランクフルトのバンドなんだそうです。かつてビートルズがブイブイ言わせたロックな街、フランクフルト。
ドイツってクラフトワークみたいなテクノとか、カンやファウストみたいな怖いジャーマン・プログレのイメージが強いですが、思えば80年代にはポップな曲をヒットチャートに送り込んだグループが結構いたような・・・。
NENA(ネーナ)の「ロックバルーンは99」とか。大好きだった・・・。ファルコの「ロック・ミー・アマデウス」とかね。ファルコはドイツじゃなくてオーストリアだっけ?まあドイツ語圏だけど。あとはヒューバート・カーとか。なぜか1発屋が多いように思えるのは気のせいか・・・。
NENA「ロックバルーンは99」
今聴いても十分カッコイイ曲。実は反戦ソングだったりする。不思議に古くないね。キーボード、水嶋ヒロ似のイケメンだなあ。ネーナ・ケルナーも可愛い!。わき毛はボーボーだけどね(笑)。ネーナ・ケルナーは今でも現役で頑張ってるそうです。
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この記事へのコメント
踊れるロックといいながらもシンセのピコピコとかでごまかしているような最近のニューレイブ勢と比べて、ちゃんと歌の中に良いメロディがあってワーグナー・ラブは好きです。
ジャケットは確かに安っぽいですね。僕もラジオで曲を聴かないままこのジャケだけ見たら、試聴もしないまま買わなかったかもしれません^^;
ネーナの曲はテレビで聞き覚えがありましたが、かっこいいですね。後ろの爆発に驚いているのが微笑ましいです^^
ネーナ、わたしが中学生の時に凄く流行ったんです。その時、彼女がプロモ・ビデオでわきの下を処理してない映像が話題になって。ドイツの女の子はわき毛剃らないのかと。
当時はわき毛剃らない女なんて絶対嫌だと思ったけど、今は剃ってなくても可愛いんだから別にいいじゃんと思います(笑)。