サマソニ2016レポ。個人的ベスト・アクトはジャクソンズ!

今夜のBGM・・・ THE JACKSONS / LIVE
すでに9月も7日になろうとしているが、気持ち的にはまだサマーである。気温がいっこうに下がらないというのもあるが、そうはいっても朝夕には秋らしい涼げな風が吹き抜けるようになりつつある。
しかし、サマーソニックの記事を書き上げない限り、おいらのサマーは終わらない!エンドレス・サマーなのだ!(byビーチ・ボーイズ)
というわけで、いくばくか遅れてしまいましたが、サマーソニック2016の体験レポ記事を本日はお送りしたいと思います。
ちなみに、今年私が参戦したのは、8月21日(日)東京会場での2日目。なぜ千葉幕張なのに東京会場というのかはナゾですが、中年ボディに鞭打ち、ステージ間の移動に足を痛めながら、少しでも観られたアーティストは以下の通りです。
ゴールデンボンバー
RUN RIVER NORTH
ELLE KING
[Alexandros]
METAFIVE
THE YELLOW MONKEY
KING
THE JACKSONS
和田アキ子
MARK RONSON
SUEDE
RADIOHEAD
これでも大分頑張った方だと思う。45歳の自分を褒めてあげたい。
どうしても観たかったグラハム・セントラル・ステイションは、遥か彼方のビーチ・ステージまでたどり着く自信がなく、泣く泣くスルー。
サカナクションもビッグになった姿を観てみたかったが、ジャクソンズとマーク・ロンソンの裏なのでスルー。ブレイク前に最前列で観てるから、まいっか。
ゴールデンボンバー、笑うもんかと思っていたが笑ってしまった。
ELLE KING渋かった。ポールのカヴァーにぐっと来た。
[Alexandros]、勢いがあった。
METAFIVE、もう最高だった。10メートル先に高橋幸宏と小山田圭吾とまりんとテイトウワがいるという事実だけで窒息しそうだった。LEO今井もかっこよかった。
イエモン、いきなり由紀さおりと登場してきた時はびびった。曲は会場みんなが歌ってて、フェスではヒット曲が多いことって大事だと改めて思った。
KING、もうなんか愛おしくなって抱きしめたくなった。抱き心地がハンパないかも知れないが。
和田アキ子、『♪あの頃は』 『ハッ!』 と 『♪笑ってゆるして』 『アッコ!』ができたので満足。
マーク・ロンソン、もうカッコイイとしか言えない。大ヒット曲『UP TOWN FUNK』までのファンクつなぎが最高。ガチアゲ、ノリノリ。俺、生まれ変わったら絶対DJになる。
スウェード、観たの2回目だけどいつもギターのチューニングが狂ってるような?
RADIOHEAD、疲れ果てて朦朧とする意識の中でラストの『CREEP』でイッキに目が覚めたわ。大合唱の後、花火がきれいやったなあ~。
・・・・・・というわけで、個人的ベストアクトは何だったかというと、METAFIVEかマーク・ロンソン・・・と言いたいところだけど、まったくノーマークだったジャクソンズに完全にノックアウトされてしまったのだ!!ジャクソンズ最高!
なんつってもマイケルの本物のブラザーたちだぜ?みんなジャクソン5時代の曲はよく知ってると思うけど、なぜか軽視されがちなジャクソンズ時代。
でも基本的にジャクソン5とジャクソンズは同じグループ。モータウンからCBSにレーベル移籍することになって、モータウンの総帥ベリーゴーディJrの娘と付き合ってた三男ジャーメインが男気を通して脱退し、末弟ランディが代わりに加入したというだけ。そのジャーメインも80年代に復帰して6人組になってるし。マイケルも「オフ・ザ・ウォール」や「スリラー」でビッグヒット飛ばした時でも、ジャクソンズでの活動はきちんと並行して行っていた事実を忘れてはなるまい。
その証拠にこのジャクソンズ時代の大ヒット曲『今夜はブギー・ナイト』でのマイケルの歌とダンスの躍動感はどうだ!ソロ時代のどんな楽曲よりも光り輝いているではないか!!!
基本的にジャクソン5時代からずっと、ジャクソンズのリード・ヴォーカルはもちろんマイケル。マイケルの急逝でオリジナルのジャクソンズは二度と観ることはできなくなってしまったけど、マイケルの意志はジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、ランディの5人のジャクソン達が受け継いでいる。そんなことを確認できる素晴らしいライヴだった。
何しろ、ジャクソン5時代からマイケルと人気を二分したジャーメインの熱いヴォーカルが嬉しい。あのジャーメインがすぐそこで歌ってるんだぜ!?しかもリード・ヴォーカルとして、マイケルの持ち歌を。80年代から考えたら信じられない!マイケルのソロ・アルバム「オフ・ザ・ウォール」や「スリラー」から、「今夜はドント・ストップ」、「ロック・ウィズ・ユー」や「スタート・サムシング」までやってくれた。
マイケル色強すぎなのでは?とうがった見方をする人もいるかも知れないが、マイケル在籍時のジャクソンズのツアーでもマイケルのソロ曲をレパートリーに入れていた。あくまでもジャクソンズのリード・ヴォーカルはマイケルなのだ。そのことをメンバー全員が受け止め、実の兄弟でしかできないやり方でマイケルをトリビュートしているのだ。もう途中から涙が止まらなくなっていたのだ!
マイケルがムーンウォークを初披露した伝説のステージ「モータウン25」でも披露した、ジャクソン5時代のメドレー、「I WANT YOU BACK~THE LOVE YOU SAVE~I’LL BE THERE」もやってくれた。もちろん「ABC」に「NEVER CAN’T SAY GOODBYE」もね。落涙しました、はい。周りの人たちも結構泣いてたよ。
ちょうどいいタイミングで、この8月にジャクソンズ時代の全作品がBlu-SpecCD2仕様で再発売された。値段も安い!
今こそジャクソンズ時代の作品に再スポットを!
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ちなみにオイラのジャクソンズリアルタイムはこの「ヴィクトリー」からです(汗)。
この記事へのコメント
ジャクソンズはノーマークでした~
私はジェームズ・ベイを観ていました。
硬派でしっかりロックしていましたよ。
今年は、観たいものが沢山かぶってて忙しかったですね。
キングとレディへは凄く良くって大満足でした。
幕張、初めて行ったんですが、大阪と比べて日陰がたくさんあって過ごしやすかったです。炎天下がキツイ年齢になってきたので。
キングいらしたんですね。ご挨拶できればよかったんですけど。来年も幕張で参加できたら是非お会いしましょう。
ご挨拶なんて気にしないで下さい。
お互い見たいものが微妙に違っていることもあるし、
偶然会う機会があればいいですね。