リー・”スクラッチ”・ペリー&ジ・アップセッターズ「リターン・オブ・ザ・スーパー・エイプ」

チャーリー・ワッツの喪に服している最中だというのに、今度はリー・”スクラッチ”・ペリーの訃報まで飛び込んできた。まったく勘弁して欲しい。
85歳。たしかに高齢だけど、こう連続するとさすがに堪える。RIP。
20代の頃、レゲエにどっぷりハマっていた。どれだけハマっていたかというと、新婚旅行で無理やりジャマイカに行くぐらい(←もちろん奥さんはまったく興味ない)。
リー・ペリーはレゲエ/ダブの開発者の1人で、ボブ・マーリーより前の世代の人。彼がいなければレゲエもボブ・マーリーもなかったし、クラッシュやエイドリアン・シャーウッドなどイギリスのパンク/ニューウェーブにも多大な影響を与えている。
何よりもまず音がエグい。20代の頃の真夏のある日、まだカセットデッキしか搭載していない愛車で「リターン・オブ・ザ・スーパー・エイプ」をかけながら通勤していたら(当時名古屋から岐阜県の土岐市まで車通勤していた)、信号待ちで車の窓が「ビーン、ビーン」という唸り声を立てて震え始め、「やばい、割れる!」と思って慌ててボリュームを下げた。リー・ペリーの低音が凄すぎて窓ガラスが共鳴していたのだ。
是非ボリュームをできる限り大きくして、その低音を実際に体感していただきたい。
https://youtu.be/PZgsJewJiVo



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