「マイルス&モンク・アット・ニューポート」

今日の寝入りの1枚。
ジャケットを見て、マイルス・デイヴィスとセロニアス・モンクの競演盤かと思ったらさにあらず。
同じジャズフェスでのマイルスの1958年の演奏とモンクの1963年の演奏をカップリングした謎の作品。
しかしこのマイルスバンドの演奏は凄い。
なんせメンバーがジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、キャノンボール・アダレイ、ポール・チェンバース、ジミー・コブ。
つまりあの名盤「カインド・オブ・ブルー」の録音メンバー。
しかもクールな「カインド・オブ・ブルー」と違い、オープニングから猛スピードでビバップをぶちかます。
その後も野外フェスならではの開放的な演奏が続き、実に気持ちいい。
知能が高い人たちが荒ぶると恐ろしいことになるという好例。
アコースティック時代のマイルスのライブ盤では一番好きな演奏です。
モンクもいいけど、マイルスバンドの演奏が凄すぎて霞んでしまう。
https://youtu.be/ZSmyK_GGs5k
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