はっぴいえんどとフリッパーズ・ギターについて

少し長くて面倒くさい記事を書きますね。
(興味ない人はスルーして下さい。)
最近、オザケン、オザケンと一人で盛り上がってて、なんでこんなに小沢健二のことが気になるのだろうと自分でも不思議だったんですが、結局、フリッパーズギターの幻影を未だに引きずっているからなんだろうと思った。
かたやコーネリアス(小山田圭吾)が相変わらず活発に活動しているからこそ、小沢健二の動向が気になる。
そしていつかまた、1回だけでもいいから・・・というのを(無理だと知っていても)願っている自分がいるのです。
では、80年代末のフリッパーズギターというのは一体何だったのかというと、70年代初頭のはっぴいえんどだったんです、70年代をリアルタイムで経験できなかった自分にとっては。
オリジナルアルバムも同じ3枚ずつだし。
つまりソロになってからの小沢と小山田に、大瀧詠一と細野晴臣のソロ活動を重ね合わせているんだと思う。
ということは、「大瀧詠一ファースト」は「犬は吠えるがキャラバンは進む」、「ロング・ヴァケイション」は「LIFE」ってことです。(他はどこいったという話は置いといて。)


なので、小沢が2017年に突然シングル「流動体について」を出して復活したのは、隠居したと思っていた大瀧が97年に突然「幸せな結末」で復活した時の盛り上がりによく似ていて、それが今年アルバムまで出しちゃったんだからそりゃー盛り上がるわな(笑)。
(あくまで自分の中での話です。)
それに、最近小山田が細野さんと一緒に活動しているとザワッとする。
一昨年のフジロックでは小沢と小山田がニアミスして「すわっ」と思ったけど結局何もなく(笑)。
そうやって考えると全てが腑に落ちた。
なので、本当に好きな日本のロック・ポップスは、はっぴいえんどとフリッパーズとその関連作品(派生したり影響下にある作品を含む)だけなんだなーと、CD棚を眺めながらしみじみ思うのです。
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