追悼:マイケル・ヘンダーソン

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マイルス・デイヴィスの70年代を支えたベーシスト、マイケル・ヘンダーソンの訃報が入ってきました。

1960年代の後半。マイルスはロックの台頭に対抗するようにエレクトリック楽器を導入して「ビッチェズ・ブリュー」などの傑作をモノにします。

が、それに飽き足らず、より強力にグルーヴするファンク・ビートを求めて、スティーヴィー・ワンダーのバンドからマイケル・ヘンダーソンを引き抜きます。

この引き抜きは半ば強奪に近かったという話ですが、若きスティーヴィーは帝王マイルスを前にして何も言えなかったことでしょう(涙目)。

最強にファンキーなベーシストを手に入れたマイルスは、
「ジャック・ジョンソン」、「オン・ザ・コーナー」、「アガルタ」、「パンゲア」などの黒く前衛的な傑作を残しつつ、

1975年から長い休養期間に入るまでの激動の70年代前半を駆け抜けるのでした。

ここでマイケル・ヘンダーソンの黒いビートが際立つ楽曲として、
「ゲット・アップ・ウィズ・イット」から「レッド・チャイナ・ブルース」を。

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https://youtu.be/EuKhccJi_GI

そして「ライヴ・イヴル」から「シヴァッド」を。

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https://youtu.be/eSpDfuIuftU

同じく「ライヴ・イヴル」から強烈無比な「ホワット・アイ・セイ」を。
ぐ、たまらん。

https://youtu.be/Lb-jR8OSXaY


マイルス休養後、ヘンダーソンはソロ活動を開始します。

ジャズからは距離を置き、自らヴォーカルもこなして本来のフィールドである歌モノR&Bの作品を何枚もレコーディングします。

これらのソロ作品はこれまで触れたことがなかったのですが、サブスクにたくさんあるので、初めてじっくりと聴いている所です。

ファンキーかつメロウでなかなかよいのです。

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https://youtu.be/WojJLbTgeco











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