ビル・エヴァンス・トリオ「ワルツ・フォー・デビイ」

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今日の寝入りの1枚は、ビル・エヴァンス・トリオの「ワルツ・フォー・デビイ」。

言わずと知れた、ジャズ・ピアノ永遠の名盤。

最初に買ったジャズのCDはマイルス・デイヴィスの「スター・ボックス」というベスト盤だったけど、

次に買ったのが、これかソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」のどちらかだったと思う。

理由は、最初に読んだジャズの入門書でオススメされていたから。

講談社現代新書、後藤雅洋「ジャズの名演・名盤」。

いまだに持ってる。

奥付を観たら、1990年12月発行の二刷。

19歳から20歳ぐらいの時、ロックに飽き足らなくなって、入門書を頼りにジャズのCDを集めだした。

今思えば、最初期に聴いたのがこれでよかったと思う。

これがいきなりオーネット・コールマンだったら2度とジャズ聴いてなかったかも知れん

(今はオーネット大好きだけど)。

後藤さん、ありがとう!

ビル・エヴァンス、スコット・ラファロ、ポール・モチアンによるインタープレイ(いわゆる「かけあい」)は非常に高度なのに、

美しいメロディのおかげで初心者にも聴きやすく、

何度も聴くうちにジャズの勘所が自然に理解できるようになる仕組みだ。

お喋りとグラスの触れ合う音で雑然とした会場の中、「マイ・フーリッシュ・ハート」が静かに立ち昇るのをCDで聴いたあの瞬間、

30年以上経った今でも鮮明に思い出せる。





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