追悼 デヴィッド・クロスビー
大物アーティストの訃報が日常になっていくこの感じ、嫌だなあ。
デヴィッド・クロスビーのソロは1stだけ持っている。
アシッド・フォークの名盤中の名盤。
曲を聴くというより音に埋もれるつもりで体を預けると実に気持ちいい(当然酔っぱらった上での合法トリップで)
まあまあ若い頃からおじいさんのような見た目のクロスビーだけど、さすがにバーズ時代は若い。
左から2番目の丸顔童顔でマント着てるのがクロスビー。
可愛さがある。そしてハモリの鬼。
これでオリジナルメンバーはマッギンとヒルマンだけになってしまった・・・。
バーズ時代の初期はまだ空気感があるけど、存在をアピールし始めるのは3枚目の「霧の5次元」ぐらいから。
世界初のサイケデリックロック・ソングと言われる「霧の8マイル」はロジャー・マッギン、ジーン・クラークとの共作だけど、ソロになってから3人が3人とも歌い継いだ歴史的名曲。

CSN&Yの「デジャ・ヴ」は大学時代に中古レコードで買った。
残念ながら今は手元にないけど、クロスビー作のブルージーな「カット・マイ・ヘア」は大好きだった。
コーラスに回ると高音ハーモニーの鬼だったクロスビーが、リードヴォーカルだとソウルフルでエモーショナルな歌いっぷりなのも面白い。
この記事へのコメント
昔ここで沢山の音楽をお世話になった、つちふまずです。
ひとつ前のコメントで大ポカやらかしてしまいすみません。
大好きなバーズの不思議なギタリスト、デヴィッド・クロスビーが亡くなったということに現実感が湧かないでいます。
ターン・ターン・ターン、Mr.スペースメン、昨日より若く、そして、8マイルズハイ。初めて聴いた時の衝撃は凄かったです。
サイケデリックというよりロックバンドがフリージャズを演奏してるみたいだ!と興奮したのを覚えています。
カナさんのようにクロスビーのソロを聴いたことがなく、バーズだけですが、マッギンの12弦ギターの横で聴けるリズムギターは独特のものだと思います。
Younger than YeasterdayのWhyのラフなカッティングギターには、ロックの楽しさが込められているように思います。
今はただバーズの曲をいっぱい聴きたい。それだけです。
お久しぶりです!コメントありがとうございます。なんとかダラダラと続けています(笑)。
>ロックバンドがフリージャズを演奏してるみたいだ!
マッギンの奏法は確かコルトレーンに影響を受けてるんですよね。
次々にレジェンドミュージシャンが旅立って毎日辛いです・・・。